2025/12/01 15:48
目がひかって後頭部から飛び出したいきおいで、「わたしのガムがおとろえて」とわかりにくい話がはじまる。あんたは唯一の相棒だ、濃縮ウランのことしか考えられませんよ。「いつの小学生?」という疑問が木の力...
2025/11/25 10:07
そこに行きなさい。-詩書展望 『現代詩手帖』2025年12月 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/1年間担当した詩書月評の最終回です。読んでくださった方も、読んでくださらなかった方も、ありがとうござ...
2025/11/16 14:50
おまえは豆を飲んでいればいい、と自分に。そして雨の中に袋をしかければいい。なにをごまかしているのですか。ねこをごまかしています。「なんだこの本格的な人物は、蟹のうしろから流れているではないか」。ど...
2025/11/01 10:11
すぐ半袖になる人が中央にいる道路でこけしを信じる。ムッシュ、わたしが空を飛べないのは腹で懺悔しているからだろうか。指を組み合わせて豚が触れてくる。早く「方向」になりたーい。カリフォルニアの体重を受...
2025/10/28 18:39
直交するような他者といて(詩書月評)-現代詩手帖 2025年11月 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/
2025/10/16 12:56
「どの馬からはじめればいいのでしょうか。」むずかしいだろう、わたしの筋肉は。痛覚と関係ないところで餅が焼ける。おしっこの旅、次から次へとおかしな山がやってきてわたしの力をなぐる、わかめの顔のうえで...
2025/10/01 10:07
わたしにわたぼこりを食べさせないでください。という足首の体操をどれだけ続ければ聖人になれるのだろう。そういう乗客だけのカラオケ大会で優勝した。網丼という名の聞きなれない母親。そこで第二の命令、「内...
2025/09/27 19:21
いつのまに始まり/いつのまにか途切れ 詩書月評(小峰慎也)-現代詩手帖 2025年10月 http://shichosha.co.jp/gendaishitecho/
2025/09/17 13:04
あまりにもだめだろう。という縦の線が、わたしの頭脳の一部になってしまった。ぼくはひとりでいたいんだから、埼玉はソビエトにまかせるしかない、と、まぶたでめろめろいいながら、ある種の入浴をこころみた。...
2025/09/01 16:16
とんでもない半袖の高齢者だ。桃、あるいは「牛肉の造園業者が眠るあいだの散歩術」というわけか。やはりわら半紙に書いた祝砲は破れてしまった。その破れめからのたしかな野心。わたしにできるのは、国境が腕に...
2025/08/27 19:18
子供たちは出てくるいっぽうだが 詩書月評(小峰慎也)-現代詩手帖 2025年9月 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/
2025/08/16 21:09
横浜体操。といまいったところで、伝わる人には伝わるし、そうでない人には「だまされた」と思ってもらうしかない、シロップにつかりながら。左半身のしびれには愚かな質問、すなわち愚問がちょうどよい。小学校...
2025/08/02 14:25
にせ警官を遠くから噴水でもてあそんだあと、すいかのおいしい季節になりました。投げ出した馬が紙くずとなって戦意を失うとき、わたしは自分のためだけに銃を取り出した。あらためて、精神のこと。片側だけの牛...
2025/07/25 23:04
口臭がひどくてすまないね 詩書月評(小峰慎也)-現代詩手帖 2025年8月 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/