2026/08/16 09:24

ほら

人間が一生のあいだに飲みこむ宝石の平均が5ときいて急にあせりを感じてきた。中学校の掲示板に「姉のあし音」と書いてある全体主義の盲点だ。ビデオのすきまで老化していた二人の対決が下ろされて、不注意だから...

2026/08/10 09:14

『天国に火をつけることだ』新規登録

断片・草稿詩集『天国に火をつけることだ』を出品しました。

2026/08/01 10:00

終末

爪をはやしてみましたよと見せられた指に、いや、火星の方向は、いそいではいないのだが、埼玉の重力は違いますな。と、口をわくわくさせながらくずれていく。終末とはかつてそのようなものだった。人物が足まで...

2026/07/16 18:32

位置

位置エネルギーがスリッパをはいたような食事はもういやだ。表向きは、だが。人生が一回だといろいろ問題がありますよね。半身を叩きおとすのは未来の手首。注射を打って未来に並んで声からしだいに長ぼそくなっ...

2026/07/01 09:39

上下

説明に使ったドーナツを食べて元気100倍だ。ねばねばの弟が本人の続きをやることがある。口のなかのエンジンがゆがんで、それが抽象的なおばさんだとわかった、という笑顔なのか、うしろへと目は広がり。ボートは...

2026/06/16 13:14

挿入

老人を挿入されてしまったわたしの弁当が馬をくるしめていることは昨日も聞いた。あきらめてくれ、それが地球という星なのだから。ぼくの体の部分が野球してしまうのも、大名の舌につかまっていることができなく...

2026/06/01 10:48

若い訪問者

心の広い子の咳をのばして階段を下りる。だからその体やめろという火星人が窓の内側にたれさがる日曜日。わたしにも教えてくれますか。「福島」「の」「植物」と分解された叫びに歴史など語れるわけがないではな...

2026/05/16 10:43

核

使ってない核兵器でできるかんたんお掃除というページに写っていたまむしの縮尺がおかしくはないか? 麺がほとんど入ってない世界で、わたしのガソリンの暫定税率を段階的に引き下げるなといっておいただろうが...

2026/05/01 18:56

ワン

さそりを運転してきた町にきみはどうしてまっぷたつのアカチャンホンポがある。顔の裏で牛乳をのみながらだれがナンバーワンか語られても、水玉模様はとまりませんよ。「この幽霊は印刷なのか?」。うごきすぎな...

2026/04/16 09:17

買い物

ままま。ってこれが笑い声なのか。とぎれた昆虫が空中にいくつか。簡単につかめそうでありながら、パンツのなかで泣いていた。それほどの昔ではない、体の半分が板であったころのこと。神はまだやわらかくお湯の...

2026/04/01 09:55

栗原

栗原という家にすいこまれたわたしの背中をさわりつづけるのは一つの道徳だよ。ポールと名乗る風船が上がっていき。そこで地位をえようとするきみもきみだが、上半身をばらつかせながら中学生がやってくる。その...

2026/03/16 09:17

高級

古い免許証に筋肉の写真、田中もその上を這っている。それを延長していくと「倒れたふたりの男性」にいたりつく、岩のすき間の。顔をつなぎあわせても花の畑が見えることはない。やがて沈み込む焼肉のように、腹...

2026/03/01 08:34

ゆでた駐車場

中小企業がなめる指で破ったメモには「ばかの肉体」。わたしはそれにぶらさがるよ、ゆでた駐車場と呼ばれようともな。あなたの口から入ると、だれもが「大衆」となって気化してしまう。そういうメロンもふくめた...

2026/02/26 18:31

小峰慎也「ワイン 他二篇」-現代詩手帖 2026年3月

小峰慎也「ワイン 他二篇」-現代詩手帖 2026年3月 http://www.shichosha.co.jp/gendaishitecho/

2026/02/23 12:30

眠いので

眠いので眠いので目をつぶっていたらわからない布地が思い浮かんだ布地以外のものは思っていないわたしのきょうだいは3人ですタイの僧侶らしき若いめがねをかけておりはしゃぐというかからだをななめにしたりし...