2024/09/01 10:23
へスターに向かって投げ込まれたいっさいの食べ物は合格だ。気さくであろうとしすぎて裏返った頭で気象予報士の紙をなめまわしても、何ですか?じゃない、だめなのだ。あなたもわたしも、外がちぢんでいく、ご協...
2024/08/16 09:53
ほくほく広場で流す涙の裏側にまわった主人公たちを認めない。そう決めてテレビの前に座ったのになんだその頭は。パチンコ屋はもうかりますか、あなたはとっくに歌の材料になっていますよ。先の見えない笠智衆。...
2024/08/01 09:05
はじめて会った人にする話じゃないが、ピューリタン革命はいまもわが家で起こってるんだよ。すると、3割引きの怪物というのはあんただったんだな。というわたしはパンを集めています、政治家の。清潔なものだけだ...
2024/07/16 08:57
「県庁所在地で受けるいわれなき温情。」と、地下鉄のポスターにある。何があったのだろう、あの家庭訪問で。並ぶ地下鉄に歯をたらす二階堂夫人の背後で山のように暮らす。ばかなことをいうもんじゃない。モビー...
2024/07/01 09:50
何も入ってこない。平気のビルの空がない部分が洗濯にちょうどいいな、首から金歯が出てしまう。198X年、北を失った顔をしてなめるジャムの味。宇宙とはそんなものだ。シャツの橋を渡ってきた記憶喪失の犬がわた...
2024/06/16 10:00
絵としての本当が三日続いたある日。これは昼寝ではない。とさけびたくなるのをこらえていた。息子の家を作ったときのメモ「大佐は二つに」、そう、東京タワーの運転に慣れるころには光に耐えることもできなくな...
2024/06/01 09:55
ばかを飲むのは気持ちがよい。といっていた話のわかる男性が目の前ではじけ飛んだ。少し違いますが、わたしもおなかがすいています。顔の中心に抜け穴を持つ警官がいった。高橋の直線が市長の舌をつらぬき、消し...
2024/05/16 09:07
油膜じいさん。そう呼びかけられて、自分のことだと思う人と思わない人がいる。悲しいよ。ボール球に手を出すようにあひるが舞い降りてくる。その刺激を追って、人の期待を裏切って。力士として生まれてきたのだ...
2024/05/01 10:57
終わらせない。くつろいだ53人の女性が火を食べるまで、あるいはスイス軍を吸収するまでだ。なぜこう目立つものが手の届かぬところへ入り込むのだろう。よろめいて、この庭は用心棒の味。顔を流したまま4キロも移...
2024/04/16 18:34
何も考えないでも派手な動き。穴のあいた袋に自分の鮨をつめる、そのための拳銃だったんじゃないのか。力の抜けた王さまの背中をやさしく抱きとめた夏。だれもが団地から血を流している。意識のすきまの係の人が...
2024/04/01 22:23
人生のような10分間で顔の奥にある「段違い平行棒」をする。テレビとしてはそう考えたことだろう。指紋を投げ捨てたビルのいうことは正しかった。便利とは逆の方向に坊主頭が向かう。その先。これが植民地の左腕...
2024/03/16 09:09
ここでできること。人々のあいだから自分が出てくる。この地域は鶏肉にまかせておいていいものだろうか。影のような結婚話がつづく。われわれは個人史的にまちがっていくだろう。それでも宇宙は縦長に書くものだ...
2024/03/01 09:22
目にあまる男、田坂の透明なのどぼとけに誓って。純粋温泉には気をつけなければなりませんな。これが音楽だ、とはだれも気づかないハマさんの未来。破裂した中学生に胸ぐらをつかまれ花にまみれるだけなんて。間...
2024/02/26 12:38
続いていますが、ここ3年くらいのTwitter以外の作品をまとめた詩集『鳥をかくまで』を刊行しました。1200円+送料180円。ご注文をTwitterのメッセージもしくはHP「komineke」のCONTACTなどで受け付けます。「...