2025/02/16 08:39
そして、署長の顔は丸もうけとなる。まわりに立つわたしたちが江戸時代の毛布であればの話だが。さて、恐竜は大きいな。運命も大きいな。だれかと一つの「薄目」になること。牛のピアノが落としてくる生活を、頭...
2025/02/01 10:52
きいたことがある音楽だ、と骨になってからの人生の皺となって生きる。口を四角に整形してわかった盗みの味わい。あなたの冒険はまだ終わっていない。老人を蕎麦で抱いてから、究極について。それも無駄になった...
2025/01/26 13:00
いや、荒れ狂っていた 詩書月評(小峰慎也)-現代詩手帖 2025年2月http://shichosha.co.jp/gendaishitecho/
2025/01/16 08:59
べとべとのわたしのジャンルが変わっていた。肉屋の写真からわかりにくいものが流れている? テンション高いですね。ということなのか、テストの結果がすべてといっているその口で、汚したくてしかたがないもの...
2025/01/01 17:54
あ、近所の人が理由もなく集まっている。私は馬に乗っている。どうせこのまま森の中。という顔をしたおばさんの口を使って永遠にしゃべりつづけていた。市長の手違いなのか、冷蔵庫のなかの写真集のどこを開いて...
2024/12/22 17:06
思うまで待ってくれ 詩書月評(小峰慎也)-現代詩手帖 2025年1月 http://shichosha.co.jp/gendaishitecho/_3405.html 1年間詩書月評を担当します。
2024/12/16 09:44
わたしこっちで口をあけてますから。知らない人にいわれてみて、ただの五年前にひげが生える。歴史と人生の区別がつかない木からとびおりて説明の少ない自転車だ。はいつくばったわたしを耕耘機でよろこばせるこ...
2024/12/01 09:15
弁当が厚木にある。わたしの汚さにめんじて巨大タコは網棚のうえの袋叩きとなる。「香港かここは」。というように。すでに模様になったおかずを食べていいのか飲んでいいのか。首の傾いたベッドの移民を解体して...
2024/11/27 09:56
【訂正】「現代詩手帖」の「現代詩年鑑2025」のアンソロジーに「抱きしめてながれた日記」が収録されています。行空きが二か所挿入されてしまっているのですが、これは間違いで、これは最後まで行空きのない作品...
2024/11/27 09:55
第一、二詩集を読む―新鋭展望(小峰慎也)-現代詩手帖 2024年12月http://shichosha.co.jp/gendaishitecho
2024/11/16 13:28
8月は追い求めていた。北朝鮮のもぐらをばらばらにするために自らの首をぬらす。わたしが栗であることは気にしなくていい。そもそも。犬のルールをゆるめて作るこの人形劇をわたしは支えきれない。頭から友だち...
2024/11/01 09:03
もっと、もっと。といわれて進化しつづける廊下を旅するくせがついてしまった。二つの入口から放射されてくる納豆の交換にサングラスがいくらあっても足りない、とは伝えたのだが。これは訓練放送です。左から襲...
2024/10/16 09:13
うわっ。頬のなまこがあばれるのをふせぐためには、頭をビニールで覆っている必要がある。そんな政治集会のせいで体育教師に「ホックニー、ホックニー」と遠くから花火で指示されるはめになった。人をほろぼす手...
2024/10/03 18:46
川は番組を映しつづける。みかんから人間が発射されるようすを蟻の文字で表現する時間が終わり、いっとき夕暮れの静かな液体が流れる。これが豪華客船のだいご味だとでもいいたげなおもしろい音で何も聞こえなく...
2024/09/16 10:11
車間距離の女王と呼ばれたタオルが馬を統一するまでをえがく。さて、雪原だ。わたしは犬を横にしていたのか。木の顔なら乗りきれると思った。表面が動きまわるようにしつけたおぼえはないが、背中はいつも鶴に洗...